男子テニスツアーのハッサン2世グランプリ(モロッコ/カサブランカ、賞金総額39万8250ユーロ、クレー)は日曜日に決勝戦を行い、第1シードのS・ワウリンカ(スイス)が第3シードのV・ハネスク(ルーマニア)を6-2, 6-3のストレートで下し、見事、トロフィーを手にした。ワウリンカは同時に優勝賞金3万7000ドルも獲得した。
第1セット、ワウリンカはハネスクのサービスを2度ブレークし、同セットを6-2で先取する。ワウリンカはサービスの調子が悪く、第1サーブの確率は40%で、ダブルフォルトも2度犯すなどしつつも、ハネスクに1度もブレークを許さなかった。
第2セットに入るとワウリンカはサービスの調子をあげ、第1サーブを63%の確率で入れると、1-1から4ゲームを連取し5-1と大きくリード。
追撃したいハネスクはワウリンカのサービスをブレークするなどして3-5まで追い上げるが、反撃もそこまで。第9ゲームでは2本のブレークポイントがありながらもワウリンカが何とかキープに成功し、第2セットを6-3で奪うと、そのまま試合に終止符を打った。最後はハネスクのバックハンドがネットにかかった。
試合後、ワウリンカはモロッコの観客に対して「今日、ここで勝ててとてもうれしい。この1週間は信じられないほどすばらしい週だった。皆さんのおかげです。おかげで地元でプレーをしているかのようでした。」と感謝の意を表した。
ワウリンカはクロアチアの大会で2006年に1度だけツアー優勝を飾っており、今回で2勝目をマークした。
ワウリンカとハネスクは火曜日にモンテカルロ・マスターズで再び対戦する。
ハネスクは「僕にとってカサブランカでの1週間はとてもよいものだった。最高のテニスができた。今日はベストではなかったかも知れないけれど、彼(ワウリンカ)はとてもすばらしく、攻撃的なプレーをしていた。勝利に値すると思う。」と勝者を称えていた。


