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ズベレフ なぜ優勝気づかなかった?

ズベレフ
ズベレフ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間14日(現地13日)、男子シングルス決勝が行われ、第1シードのA・ズベレフ(ドイツ)が第8シードのB・シェルトン(アメリカ)を6-3, 7-6 (7-2), 5-7, 6-2の熱戦の末に下し初優勝を飾るとともに、四大大会で2度目のタイトルを獲得した。優勝の瞬間、ズベレフは自身が勝利したことに気づかないという珍しい場面があり、試合後の会見ではその理由を明かした。

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29歳で世界ランク2位のズベレフが同大会に出場するのは4年連続11度目。2020年の準優勝が最高成績となっていた。

今大会は1回戦で世界ランク89位のL・ソネゴ(イタリア)、2回戦で同52位のQ・アリス(フランス)、3回戦で第25シードのA・タビロ(チリ)、4回戦で第21シードのL・ダルデリ(イタリア)、準々決勝で同70位のB・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)、準決勝で同50位のK・ハチャノフを下し、6年ぶり2度目の決勝に駒を進めた。

23歳で世界ランク9位のシェルトンとの顔合わせとなった決勝戦、セットカウント2-1で迎えた第4セット、ズベレフは第1ゲームと第7ゲームでブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチでは落ち着いたプレーで着実にポイントを重ね、最後はシェルトンのリターンがアウトとなり、優勝を決めた。

観客が立ち上がって拍手を送る中、ズベレフは勝利を確信した様子もなく、リターンポジションに着こうとしたところでスコアを確認。自身が勝利したことに気づくと、遅れて両手を突き上げ、喜びを爆発させた。

試合後の会見でズべレフはこの場面について、「2回ブレークしたのは分かっていたけど、6-2ではなく5-1だと思っていたんだ。それがある意味で助けになった。試合を締めようとしてサーブを打つときも、あまり緊張しなかったからね。単純にスコアを数え間違えていたんだと思う」と説明。

また「その瞬間はかなりゾーンに入っていた。周りの音がまったく聞こえなくて、トンネルの中にいるような感覚だった。観客が大きな声を出していると、主審の声を聞くのは不可能だから、主審が『ゲーム、セット、マッチ』と言ったのも聞こえなかった。結局、単純にスコアを忘れていたんだと思う」と振り返った。

なお、ズベレフが四大大会でタイトルを獲得するのは、今年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に続き2度目となった。

一方、準優勝となったシェルトンは四大大会初制覇とはならなかった。


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