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ロシア勢参加に反対「全員倒したい」

コスチュク
コスチュク
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は8日、女子シングルス準々決勝が行われ、第12シードのM・コスチュク(ウクライナ)が第13シードのJ・パオリーニ(イタリア)に6-3, 6-2のストレートで快勝し、初のベスト4進出を果たした。試合後の会見では母国ウクライナへの思いにも言及するなか、2028年のロサンゼルスオリンピック(アメリカ/ロサンゼルス、ハード)でロシア選手の参加が認められる可能性について問われ、「100パーセント反対」とし、「全員倒したい」と語った。

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24歳で世界ランク13位のコスチュクが同大会に出場するのは6年連続6度目。これまで2度の3回戦進出が最高成績となっていたが、今大会は1回戦で同574位のN・ポドロスカ(アルゼンチン)、2回戦で同114位のA・ブリンコワ、3回戦で第23シードのE・ナバロ(アメリカ)、4回戦で予選勝者で同102位のA・クルーガー(アメリカ)を下し、8強入りを決めた。

30歳で世界ランク17位のパオリーニとの顔合わせとなった準々決勝。コスチュクはファーストサービスの確率は50パーセントに留まったものの、1度もブレークポイントを与えないままキープを重ねる。リターンゲームでも攻めの姿勢を崩さず各セットで2度ずつブレークに成功し、わずか1時間9分の快勝で初の準決勝進出を果たした。

また、コスチュクはこれで先月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に続き、グランドスラムで2大会連続の4強入りを達成した。

試合後の会見でコスチュクは「本当に良い試合ができた。自分のパフォーマンスには満足しているし、戦術面もうまくいった。センターコートでプレーするのは初めてだったので、自分がどう対応できるか分からなかったけど、すべてに満足している」と勝利を喜んだ。

また、今大会初の4強入りは「母か祖父に捧げたい」と語り、「祖父は89歳で、試合後には毎回メッセージを送ってくれる。母も祖父も私のテニス人生のために多くの時間とエネルギーを捧げてくれた。今も母国にいる2人は、私と同じくらいこの結果にふさわしい」と感謝を口にした。

一方で、母国ウクライナへの思いも明かし、「完全に切り離して考えることはできない。月曜日には両親が住む場所から約5キロの住宅街が攻撃を受け、多くの罪のない人や子どもたちが亡くなった。本当に難しい状況だが、その日その日で向き合っている」と胸中を語った。

さらに、2028年のロサンゼルスオリンピックでロシア選手の参加が認められる可能性については、「本当にひどいこと。ウクライナだけではなく、すべての国にとってフェアプレーとは程遠い。私は100パーセントこの決定に反対している」とコメント。「もしオリンピックでロシア選手と対戦することになれば、全員倒したい。それだけ」と言い切った。

今後の対応については、「何らかの行動は起こすと思う。ただ、準決勝の前にそのことへ時間を使うつもりはない。時間ができたらチームやほかの選手、政府とも話し合い、どう対応するか考えたい。今はそこに集中しているわけではない」と話し、まずは準決勝へ集中する姿勢を示した。

なお、準決勝では第9シードのL・ノスコバ(チェコ)と対戦する。ノスコバは準々決勝で第25シードのE・メルテンス(ベルギー)を下しての勝ち上がり。


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