女子テニスで元世界ランク1位の
B・ジーン・キング(アメリカ)は21日にSNSを更新。ウクライナ侵攻とスポーツを切り離し、ロシアやベラルーシの選手に対しての差別は行わないと明かした。
>>ジョコビッチvsハチャノフ 1ポイント速報<<>>ダニエル 太郎vsルブレフ 1ポイント速報<<78歳のジーン・キング氏は現役時代 78のシングルスタイトルを獲得。四大大会では1968年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を制した。今回、公開した声明文は次のようになっている。
「今大会のロシアとベラルーシの選手に関するLTA(ローンテニス協会)とAELTC(オール・イングランド・ローン・テニス・クラブ)の決定は困難で複雑なものであり、彼らは困難と圧力に直面している」
「WTA(女子テニス協会)設立の指針の1つは世界中のどんな女性にも十分な実力があれば、競技の場を提供することだった。私は1973年当時も今も、その信念を貫いている。私は国籍を理由に選手個人を大会から追放することは支持できない」
「テニスは私たちが団結することで強くなる。ウクライナに有意義な財政支援とリソースを提供する“Tennis Plays for Peace”活動を継続的に支援することが、私たちの焦点となる必要がある」
また、6月27日に開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は20日に2022年大会におけるロシア・ベラルーシ人選手の出場を拒否する声明を発表。同日には男子プロテニス協会のATPと女子テニス協会のWTAがこの声明に関して異議を唱えていた。
そして、21日には男子テニスで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)が設立したPTPA(Professional Tennis Players Association)は21日にSNSを更新し声明を発表。ウクライナ侵攻を続けるロシアを非難すると共にロシアやベラルーシの選手に対しての差別は行わないと公表している。
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