男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は11日、シングルス準々決勝が行われ、予選から出場している世界ランク137位の
J・レヘチカ(チェコ)が同63位の
L・ムセッティ(イタリア)を6-3,1-6,7-5のフルセットで破り、ツアー初のベスト4進出を果たした。
>>ABNアムロ世界テニス・トーナメントの組み合わせ<<>>YouTube 大坂 なおみをイメージ! 両手バックハンドで重要な3つ 初心者必見<<20歳のレヘチカはこれまでITFの大会やチャレンジャーを中心に転戦していたが、今大会は予選2試合に勝利し本戦入り。本戦1回戦では第5シードの
D・シャポバロフ(カナダ)にストレート勝ちをおさめると、2回戦で世界ランク51位の
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)を下し8強入りした。
準々決勝、レヘチカは同学年のムセッティにブレークチャンスを与えることなく第1セットを先取。第2セットは落としたもののファイナルセットでは4本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに78パーセントの確率でポイントを獲得した。リターンゲームでは2度のブレークに成功し、2時間9分の熱戦を制している。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはレヘチカの試合後のコメントが掲載された。
「信じられない気持ちだ。僕がいまここで達成しているのは信じられないようなことなんだ。この大舞台で試合ができることを幸せに感じている。今日も非常にタフな相手との戦いだった。明日に備えてゆっくり休みたいと思う」
準決勝では第1シードの
S・チチパス(ギリシャ)と対戦する。チチパスは準々決勝で世界ランク34位の
A・デ ミノー(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
また、同日には第2シードの
A・ルブレフ、第3シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)も4強入りを決め今大会のベスト4が出揃った。世界ランク137位のレヘチカはトップ3シードとともに優勝を争っている。
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