男子テニスの21歳以下最終戦 インテサ・サンパオロ・Next Gen ATPファイナルズ(イタリア/ミラノ、室内ハード)は10日、グループAの第1戦が行われ、世界ランク32位の
C・アルカラス(スペイン)が同63位の
B・ナカシマ(アメリカ)を4-3 (7-4), 4-1, 4-3 (7-4)のストレートで破り、決勝トーナメント進出を決めた。
>>アルカラスら21歳以下最終戦 グループ表と結果<<>>【YouTube】日本大学の全部員インタビュー、1部復帰 さらに王座優勝を目指す<<Next Gen ATPファイナルズは2017年に新設され、21歳以下の選手を対象に11月9日から13日にかけて行われる大会。年間獲得ポイント「RACE TO MILAN」の上位8選手が出場し4選手ずつ2グループに分かれて総当り戦を行う。
各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出し優勝を争う。また、試合は4ゲームで1セットとなり、3セット先取のノーアドバンテージ(ゲームカウント3-3でタイブレーク)で競われる。
第1セット、第2ゲームで2度のブレークチャンスを与えたアルカラスだったが全て凌ぐとタイブレークの末に先取に成功する。第2セットでは第2ゲームでブレークすると3連続でゲームを連取しセットカウント2-0とする。迎えたファイナルセット、ファーストサービスが入った時に100パーセントの確率でポイントを獲得したアルカラスがタイブレークで勝利を決め、1時間26分で試合を制した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにアルカラスのコメントを掲載し「自分のプレーレベルにとても満足している。本当に幸せだよ。このレベルで準決勝を戦いたいと思っている。インドアのハードコートでもサーブはとても重要。僕は自分のゲームで優位に立つためにサーブを改善しようと心掛けている」と語った。
「彼(ナカシマ)のような偉大な選手と対戦すると、アメージングなプレーでポイントを獲得できるよ。僕たちは観客のためにも、そのようなポイントを求めているからね!」
アルカラスは第3戦で世界ランク91位の
J・セルンドロ(アルゼンチン)と対戦する。セルンドロは同日に行われた第2戦で同109位の
H・ルーネ(デンマーク)に1-4, 2-4, 4-1, 1-4で敗れている。
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