テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は1日、男子シングルス1回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク66位の
T・サングレン(アメリカ)を6-2, 6-4, 6-2のストレートで破り、初戦突破を果たした。会見では、今大会を棄権してうつ病に悩まされていたと告白した女子テニスで世界ランク2位の
大坂なおみについて「同情する。僕らのスポーツにとって、とても大切な選手」とコメントした。
>>錦織vsハチャノフ 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<今大会前から自身のSNSで会見拒否の意向を示していた大坂は、30日に行われた1回戦で世界ランク63位の
PM・ティグ(ルーマニア)をストレートで破って初戦突破。しかし31日には2回戦棄権を表明、さらに2018年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)から、長い間うつ病に悩んでいたと明かしていた。
ジョコビッチは「会見で似たような多くの質問に答えるのには慣れている。メディアは間違いなく大切。大坂はとても若く、ソーシャルメディアと育ってきた。彼女(大坂)のことはとても理解できるし、共感もできる。なぜなら僕もソーシャルメディアを通じて何度も間違いをしたから。どんな気持ちか分かる」と語った。
「彼女をサポートする。やったことは、とても勇気のあること。つらい時間を過ごし、精神的に苦しんでいたと聞いた。彼女とは話をしていないけれど、とても苦労しているはず。彼女の回復を祈っている」
「何がベストなのかは彼女が知っている。振り返って回復するために時間が必要なら、それを尊重する。強くなってかえってきてほしい」
2016年以来5年ぶり2度目の全仏オープン制覇を狙うジョコビッチは、2回戦で世界ランク92位の
P・クエバス(ウルグアイ)と対戦する。クエバスは1回戦で同86位の
L・プイユ(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日の1回戦では、第3シードの
R・ナダル(スペイン)、第9シードのM・ベレッテイーニらが2回戦へ進出したが、第7シードの
A・ルブレフは初戦で姿を消した。
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