男子テニスのターキッシュ・エアラインズ・オープン・アンタルヤ（トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250）は２８日、準決勝が行われ、世界ランク８２位のＭ・キツマノビッチ（セルビア）が第３シードのＪ・トンプソン（オーストラリア）を6-7 (5-7), 7-6 (7-5), 7-6 (7-1)の逆転で破り、ツアー初の決勝進出を果たした。

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１９歳のキツマノビッチは１４本のエースを決めると、ファーストサービスが入ったときに８６パーセントと高い確率でポイントを獲得。互いに１度もブレークを許さない状況で、キツマノビッチが３度あったタイブレークを２度制し、２時間５１分の激闘に逆転で終止符を打った。

男子プロテニス協会ATPの公式サイトには、キツマノビッチのコメントが掲載されている。

「乗り越えられて本当にうれしい。このまま自分が求めてきたいいプレーを続けていきたい」

「シュトゥットガルトとハレでいいプレーができたと思っている。そしてもう少し上にいけたとも。だから今回決勝にいけたことは本当に幸せだ」

決勝では第４シードのＰ・カレノ=ブスタ（スペイン）と世界ランク７５位のＬ・ソネゴ（イタリア）の勝者と対戦する。同日に行われていたこの試合は、雨による悪天候のために順延となっていた。

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