テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は29日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク38位の
B・ペール(フランス)が同43位の
PH・エルベール(フランス)との同胞対決を6-2, 6-2, 5-7, 6-7 (6-8), 11-9のフルセットで制し、3回戦進出を果たした。
>>錦織vsジェレ 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<前週のリヨン・オープン(フランス/リヨン、レッドクレー、ATP250)で今季2勝目をあげて今大会へ乗り込んでいるペールは、この日13本のダブルフォルトを犯したが、4時間33分におよぶ死闘を制した。
試合後の会見で、ペールは「素晴らしい。今日の彼(エルベール)との対戦は特別だった。なぜなら昨日も言ったけど、彼は親しい友人だから。人生で最も難しく、最も美しい試合の1つ。試合は6-2, 6-2, 3-1と進んだところで、彼が負傷した。自分は集中力を失っていった。サービング・フォー・マッチを迎えたけど、集中できなかった」と振り返った。
「負傷したという事実が彼をリラックスさせたように感じた。彼はどんどん攻撃的になり、自分を苦しめ始めた。サービング・フォー・マッチを何度も迎えて、最終的に取りきれず、難しい試合だった。でも心の中では、集中を続けていた」
「少し前は集中を維持できていなかった。ファイナルセットで1つブレークを先行された時、諦めかけていた。ファイナルセットでブレークを先にされ、ちょっと諦めかけていたかもしれないけど、集中を切らすことはなかった。言ったように、今日は最高の勝利。素晴らしいプレーをしたエルベールにも感謝したい。こんな瞬間を彼と共有できてうれしい」
「第3セットを失って不安定な状態になり、ただプレーをしていた。何が起きているか分からなかった。マッチポイントを握った時はボールを相手コートに入れようとしていた。最後のボールは、とにかく相手コートへボールを返した。あれは魔法のようだった。なぜなら5時間近くも戦い続けて、ボールがアウトになるのを見た。それはエルベールだろうと誰であろうと、あのボールがアウトになってうれしかった」
3回戦では、世界ランク57位の
P・カレノ=ブスタ(スペイン)と対戦する。カレノ=ブスタは2回戦で第21シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
ペールとカレノ=ブスタの勝者は4回戦で、第7シードの
錦織圭と第31シードの
L・ジェレ(セルビア)(セルビア)のどちらかと顔を合わせる組み合わせ。
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