不調、今季4度目の初戦敗退

男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権（アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500）は２５日、シングルス１回戦が行われ、第４シードのＫ・カチャノフは世界ランク１９位のＮ・バシラシヴィリ（ジョージア）に4-6, 1-6のストレートで敗れ、２年連続２度目の２回戦進出とはならなかった。

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この試合、バシラシヴィリのサービスに対応できなかったカチャノフは、ファーストサービスが入った時に８５パーセントの高い確率でポイントを獲得される。サービスゲームでは３度のブレークを許し、１時間９分で力尽きた。

２２歳のカチャノフは昨年、１０月のパリ・マスターズ（フランス/パリ、室内ハード、ATP1000）でATPマスターズ1000初優勝を果たすなど３勝をあげた。

しかし、今シーズンは開幕戦のカタール・エクソンモービル・オープン（カタール/ドーハ、ハード、ATP250）で初戦敗退。全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）では３回戦進出を果たしたものの、ソフィア・オープン（ブルガリア/ソフィア、ハード、ATP250）、ABNアムロ世界テニス・トーナメント（オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500）では再び初戦敗退を喫していた。

一方、勝利したバシラシヴィリはベスト８進出をかけて、２回戦で世界ランク１８位のＲ・バウティスタ=アグ（スペイン）と対戦する。バウティスタ=アグはワイルドカード（主催者推薦）のＲ・ラマナサン（インド）をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第２シードのＲ・フェデラー（スイス）、同３２位のＦ・ベルダスコ（スペイン）、同３５位Ｍ・フチョビッチ（ハンガリー）が２回戦に駒を進めたが、第７シードのＭ・ラオニッチ（カナダ）はＪ・シュトルフ（ドイツ）にフルセットで敗れ、姿を消している。

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