セリーナの全身黒ウエア話題

テニスの全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）は２９日、女子シングルス１回戦が行われ、世界ランク７０位のＫr・プリスコバ（チェコ）をストレートで下し、四大大会復帰戦を白星で飾った元世界ランク１位のＳ・ウィリアムズ（アメリカ）が着用している「スーツウエア」に注目が集まっている。

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この日、全身真っ黒なスーツスタイルでセンターコートのフィリップ・シャトリエに登場したセリーナは、プリスコバを7-6 (7-4), 6-4のストレートで制し、出産後初のグランドスラム初戦で勝利を手にした。

試合後の会見では「試合は上手くいったと思う。簡単な試合ではなかった。エースばかりだったから、なかなかリズムに乗ることができなかった。それでも、全体的には自分のテニス、そしてプレーの仕方には確実に嬉しく感じている」と振り返ったセリーナ。

今回のウエアについて問われると「キャット・スーツはニューバージョンで最高。ワカンダ風キャット・スーツと呼んでいるの。とても面白い。ブラックパンサーの映画のだいぶ前にデザインしていたけど、映画を思い出させるものになっている。とても着心地が良い」と話していた。

昨年９月に長女であるアレクシス・オリンピアを出産し、今年３月のBNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTAプレミア）でシングルス公式戦復帰を果たした３６歳のセリーナは、「母」として四大大会に出場する最大の違いを説明。

「今日は２分遅刻してしまった。ここ（会場）にずっといるから家へ帰ってオリンピアに会いたかったから。普段はいつも一緒にいる。それが最大の違い。いつもはグランドスラムだとほとんどの時間会場にいる。彼女はまだ小さいから、会場へは連れてこない。だからそれがどう影響するかとても興味深い。」

また身体的なところでは「まず何よりも、コアを戻さなければならない。それはとても難しい。この年齢で出産した体で復帰するのは全くもって簡単ではない。感情的にも違うと思う」と、復帰への苦労を語っていた。

続く２回戦では、第１７シードのＡ・バーティ（オーストラリア）と顔を合わせる。

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【放送予定】
2018年5月27日（日）～6月10日（日）
　
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