男子テニスの国別対抗戦 デビスカップ ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)日本vsブラジル(日本/大阪、靱テニスセンター)は初日の15日、シングルス第1試合が行われ、世界ランク42位の
杉田祐一が同244位のG・クレザー(ブラジル)を6-2, 7-5, 7-6 (7-5)のストレートで下し、日本は1勝をあげた。
>>添田vsモンテイロ 1ポイント速報<<この日、先にブレークチャンスを握るも取りきれなかった杉田だったが、第6ゲームでブレークに成功すると流れを掴み、第8ゲームでもクレザーのサービスゲームを破って第1セットを先取する。
続く第2セット、杉田は第1ゲームから2ゲームを連取するが、第3ゲームですぐにブレークバックを許して振り出しに。調子を上げてきたクレザーに苦戦するも、安定したプレーで攻め続け、第12ゲームで2度目のブレークに成功して王手をかける。
第3セットでは先にクレザーにブレークされた杉田だったが、土壇場の第10ゲームでブレークバックしタイブレークへ突入。その後は、杉田がリードを守りきり、勝利を手にした。
続くシングルス第2試合には、世界ランク139位の
添田豪と同116位の
T・モンテイロ(ブラジル)が対戦する。
日本は、昨年のワールドグループプレーオフ ウクライナ戦に
錦織圭、
西岡良仁、
ダニエル太郎、杉田祐一の布陣で挑み、5連勝をおさめてワールドグループ残留を決めた。
今年2月のワールドグループ1回戦ではフランスと対戦。錦織を欠いた西岡、杉田、ダニエル、
内山靖崇の4選手で臨むも、1-4で敗れて今回のプレーオフを戦うことになった。
日本とブラジルの組み合わせは、以下の通り。
【大会1日目】
・シングルス第1試合:杉田祐一 6-2, 7-5, 7-6 (7-5) G・クレザー
・シングルス第2試合:添田豪 vs T・モンテイロ
【大会2日目】
・ダブルス第1試合:B・マクラクラン/ 内山靖崇 vs
M・メロ(ブラジル)/
B・ソアレス(ブラジル)【大会3日目】
・シングルス第1試合:杉田祐一 vs T・モンテイロ
・シングルス第2試合:添田豪 vs G・クレザー
デビスカップは、初日に各国1位の選手と2位の選手によるシングルスをそれぞれ行なう。2日目にダブルス1試合、最終日の3日目は両国1位と2位同士のシングルス2試合の合計5試合が行われ、3勝した国が勝利となる。
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