男子テニスのバンク・エリック・ストゥルザ・ジュネーヴ・オープン(スイス/ジュネーヴ、レッドクレー、ATP250)は26日、シングルス準決勝が行われ、第2シードの
錦織圭は予選勝者の
M・ズベレフ(ドイツ)に4-6, 6-3, 3-6のフルセットで敗れ、今季3度目の決勝進出とはならなかった。
>>錦織ら全仏OP対戦表<<第1セット、序盤からストローク戦を仕掛ける錦織だったが、ミスが先行して第3ゲームで先にブレークを許してしまう。その後も互角の打ち合いが続くも、挽回出来ずにこのセットを落とす。
続く第2セット、錦織は冷静なプレーで第2ゲームでこの日初のブレークに成功。第5ゲームでブレークバックを許したが、直後の第6ゲームで再びズベレフのサービスゲームを破ってリードを死守し、セットカウント1-1に追いつく。
迎えたファイナルセット、錦織が第4ゲームで先にブレークを許す苦しい展開に。直後の第5ゲームでブレークバックするも、試合の流れを引き戻すことが出来ず、フルセットで敗れた。
今大会に初出場の錦織は、初戦の2回戦で世界ランク88位の
M・ククシュキン(カザフスタン)にストレート勝ち。準々決勝では、元世界ランク10位の
K・アンダーソン(南アフリカ)に3本のマッチポイントを握られる崖っぷちから大逆転で勝利し、ベスト4へ進出していた。
一方、ツアー初優勝に王手をかけたズベレフは決勝で、第1シードの
S・ワウリンカ(スイス)と世界ランク85位の
A・クズネツォフ(ロシア)の勝者と顔を合わせる。
また、同日には全仏オープンの組み合わせが発表され、第8シードの錦織は初戦で
T・コキナキス(オーストラリア)と対戦することが決まった。
上位シード勢が順当に勝ち進むと、3回戦で第27シードの
S・クエリー(アメリカ)、4回戦で第9シードの
A・ズベレフ(ドイツ)か第22シードの
P・クエバス(ウルグアイ)、準々決勝で第1シードの王者
A・マレー(英国)と顔を合わせる組み合わせ。
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