男子テニスのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は4日、シングルス準々決勝が行われ、
J・ソック(アメリカ)は
J・イズナー(アメリカ)に6-7 (6-8), 6-4, 4-6のフルセットで敗れ、惜しくもマスターズ初のベスト4進出とはならなかった。
>>BNPパリバ・マスターズ対戦表<<この日、第1セットを接戦の末に落としたソックは、第2セットもゲームカウント2-4とリードされるも、そこから4ゲームを連取してセットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセットはイズナーに4ゲームを連取されてから3ゲームを連続で奪い返したが、最後はソックのバックハンドがアウトし、2時間17分で力尽きた。
24歳のソックは、10月の上海ロレックス・マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)に続き、マスターズ2大会連続でベスト8進出を果たしていた。
今年はASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)、米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)、イフ・ストックホルム・オープン(ストックホルム/スウェーデン、ハード 、ATP250)の3大会で決勝へ進出したが、いずれも準優勝に甘んじた。
一方、BNPパリバ・マスターズで2011年以来5年ぶりに4強入りしたイズナーは、準決勝で第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)と対戦する。チリッチは準々決勝で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)をストレートで下しての勝ち上がり。
昨年、イズナーは3回戦で
R・フェデラー(スイス)を接戦の末に下し、準々決勝へ進出している。
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