男子テニスツアーのBRDナスターゼ・ティリアク・トロフィー(ルーマニア/ブカレスト、 クレー、ATP250)は23日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク72位の
L・プイユ(フランス)が第3シードの
F・デルボニス(アルゼンチン)を7-6 (7-4), 6-3のストレートで下し、ツアー大会初の決勝進出を果たした。
この試合、ファーストサービスが入った時に73パーセントの確率でポイントを獲得したプイユはデルボニスに1度もブレークを許さず、1時間38分で勝利した。
現在22歳のプイユは、3月のマイアミ・オープンでトップ10の
D・フェレール(スペイン)らを下して16強入り。前週のモンテカルロ・ロレックス・マスターズでは、
R・ガスケ(フランス)らを下してベスト16へ進出するなど、トップ10の選手とも対等に勝負出来る力をつけている。
決勝では、準々決勝で第4シードの
G・ガルシア=ロペス(スペイン)をフルセットの末に下し、約2年ぶりの決勝進出を果たした
F・ベルダスコ(スペイン)と対戦する。両者の対戦は今回が初めて。
また、今大会、世界ランク85位の
ダニエル太郎(日本)が出場していたが、第7シードの
P・ロレンジ(イタリア)に敗れ、2回戦敗退となっている。
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