男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップ ワールドグループ1回戦の日本対イギリス(イギリス/ バーミンガム、ハード)で、2連覇を目指すイギリスのエースとして出場する世界ランク2位の
A・マレー(英国)は、今年もデビスカップ全ての試合に出場する意思を示している。
昨年、イギリスを79年ぶりの優勝へ導いたマレーは「ここにいる理由の1つは、去年経験した優勝を再び達成するために頑張りたいから。またそれが出来ないのではとは思っていない。『出来るさ。また出来ないはずはない』と感じている。」と、3日に行われたドロー・パーティーの席で語っていた。
マレーは初日の4日に行われる第1試合で、世界ランク87位の
ダニエル太郎(日本)と対戦する。両者はこれが初の対戦。ダニエルは今シーズンに入ってシングルス6試合を戦っているが、まだ1試合でしか勝利を飾れていない。
第2試合には日本のエースで世界ランク6位の
錦織圭(日本)が世界ランク157位の
D・エヴァンス(英国)と対戦する。エヴァンスは2日に行われた練習中に腰を痛めた世界ランク83位の
K・エドモンド(英国)に代わって起用されることになった。
地元での起用に興奮しているエヴァンスは、錦織と2013年の全米オープンで1度だけ対戦しており、その時は勝利を飾っている。錦織はその翌年の全米オープンで決勝進出を果たした。
5日にはダブルスが行われ、D・イングロット/
J・マレー(英国)組が
西岡良仁(日本)/
内山靖崇(日本)組と対戦し、最終日にはリバース・シングルスが行われる。両国の対戦は、1931年以来のこと。
(STATS - AP)
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