男子テニスツアーのブラジル・オープン(ブラジル/サンパウロ、クレー)は25日、シングルス2回戦が行われ、第1シードで世界ランク20位の
B・ペール(フランス)は同76位の
D・ラヨビッチ(セルビア)に0-6, 6-4, 3-6のフルセットの末に敗れ、今季4度目の初戦敗退を喫した。
今大会は上位4シードが1回戦免除のため、ペールはこの試合が初戦となる。
ラヨビッチに3度のブレークを許して第1セットをベーグルで落としたペール。第2セットで挽回しセットカウント1-1とするも、主導権を握れず、1時間36分でベスト8進出を逃した。
昨年、
錦織圭(日本)を2度下す活躍を見せたペールは、1月の全豪オープンから3大会連続で初戦敗退を喫するなど今シーズンはあまり良い成績を残せていなかった。しかし、前週のオープン13では第1シードの
S・ワウリンカ(スイス)を破ってベスト4進出。復調の兆しを見せていた。
一方、勝利したラヨビッチは準々決勝では予選勝ち上がりの
G・エリアス(ポルトガル)と対戦する。
また、同日に行われた2回戦では第2シードの
T・ベルッチ(ブラジル)がラッキールーザーで出場の
R・カルバレス バエナ(スペイン)に敗れる波乱が起きた。
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