テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は2日、男子シングルス2回戦が行われ、第17シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)は
M・ククシュキン(カザフスタン)に3-6, 6-7 (2-7), 6-2, 6-4, 4-6のフルセットの末に敗れ、早期敗退を喫した。
>>全米オープン対戦表<<この試合、ディミトロフは19本のサービスエースと62本のウィナーを決めるも、67本もの凡ミスを犯した。
第1・2セットを落として後がなくなったディミトロフは、ここから2セットを奪い返してファイナルセットへと持ち込む。
しかし、第5セットの第5ゲームでミスを連発してブレークを許し、その後は挽回出来ずに3時間38分の接戦の末に2回戦敗退となった。
今年に入ってからは思うような結果を残せていないディミトロフ。全豪オープンでは4回戦へ進出するも、全仏オープンでは2年連続の初戦敗退を喫した。昨年初のグランドスラム4強入りを果たしたウィンブルドンで、今年は3回戦で
R・ガスケ(フランス)にストレートで敗退。世界ランキングも現在17位に落としている。
一方、勝利したククシュキンは3回戦で第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)と対戦する。
また、同日行われたシングルス2回戦では、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第7シードの
D・フェレール(スペイン)、第8シードの
R・ナダル(スペイン)らシード勢は順当に3回戦進出を決めており、ディミトロフはこの日登場したシード選手の中で唯一敗れ、2回戦で姿を消すこととなった。
さらに、1回戦で第4シードの
錦織圭(日本)を破った
B・ペール(フランス)が、
M・イルハン(トルコ)に6-3, 3-6, 6-4, 6-3で勝利して大会初の3回戦進出を決めている。
■関連ニュース■
・ジョコ 試合後は観客とダンス・ナダル 勝利も40本のエラー・錦織破ったペールが快進撃