ジョコビッチ「難しい試合だった」

テニスのグランドスラム、全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額17,748,600ドル）は１日、男子シングルス決勝が行われ、第１シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）が第６シードのＡ・マレー（英国）を7-6 (7-5), 6-7 (4-7), 6-3, 6-0の大接戦の末に下し、同大会２年ぶりでオープン化以降では最多優勝回数となる５度目のタイトル獲得を果たした。

優勝したジョコビッチは試合を終え、WOWOWのスタジオに登場しインタビューに応えた。

-Ｑ．足に違和感を感じて、途中バランスを崩して転倒する場面がありましたがどうですか？
非常にフィジカルに負担がありました。お互いに疲れていました。第３セットの序盤ですが、どこまで頑張れるかちょっと分からない状況で、彼が疲れていることは分かりました。そこで私はパワーを出して自信をつけようとしていたとこです。そしてそこから何とか立ち直ることが出来て良かったです。

-Ｑ．大事な場面でアグレッシブにいきましたね。
そうですね。それは簡単なことではありませんでした。アンディ（マレー）もディフェンスがとても上手な選手ですから、私のゲームと似てましたからね。なのでラリーが永遠に続きそうな気がしました。彼のショットは深くて大変で、難しい試合でした。

-Ｑ．大事な場面でコーチであるＢo・ベッカーを見ていましたね。
もっと私を応援してと言っていたんじゃないかな（笑）みんなに呼びかけていたんだと思います。非常に重要な一瞬でしたから。

-Ｑ．ベッカーに１番言われていることは何でしょうか？
メンタルの強さについて彼はよく強調します。そして高いレベルでプレーすることも言います。その力強さが重要だといつも認識しています。彼が居てくれて本当にありがたいです。

-Ｑ．どんな時に家族の存在がより力になると感じますか？
僕の家族はチャンピオンになることの難しさなどを理解してくれています。だからみんなのためにタイトルをとりたいという気持ちが湧いてきます。なので早く家に帰って、妻と子供を抱きしめたいと思っています。

（コメントはWOWOWから抜粋）