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テニスのグランドスラム、全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額17,748,600ドル）は２５日、男子シングルス４回戦が行われ、第３シードのＲ・ナダル（スペイン）が第１４シードのＫ・アンダーソン（南アフリカ）を7-5, 6-1, 6-4のストレートで下し、２年連続８度目のベスト８進出を決めた。

この試合、ナダルはファーストサービスが入った時７８パーセントの確率でポイントを獲得し、アンダーソンに６度のブレークチャンスを与えるもブレーク許すことなく４度のブレークに成功し２時間６分で勝利した。

第１セットはアンダーソンのサービスに苦しめられ、第１０ゲームまでアンダーソンのサービスゲームから、わずか１ポイントしか取ることができないでいる。

しかし、ナダルはリターンの位置を変えアンダーソンのサービス対策をして先にブレークに成功すると流れはナダルに傾き、第２セットではナダルが５ゲーム連取した。

第３セット、ナダルのサービング・フォー・ザ・マッチとなる第１０ゲーム15-0の場面、ナダルがサービスを打とうとした時に風が吹き、ナダルのペットボトルが倒れ、それをボールボーイが丁寧に元に戻し、ナダルと会場が笑う場面が起こった。

ナダルは常に地面に置くペットボトルの位置、ラベルの向きなどにもこだわりを持っており、ナダルの大事なルーティンとなっている。

《ナダルのルーティンとは》

両者は２度目の対戦となり、ナダルはアンダーソンに２勝０敗としている。

勝利したナダルは６年ぶり２度目の優勝へ向け、準々決勝でＢ・トミック（オーストラリア）を6-2, 7-6 (7-3), 6-2で下した第７シードのＴ・ベルディヒ（チェコ共和国）と対戦する。

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