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ガスケ、世界144位に逆転許す

テニスのグランドスラムであるウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝）は２５日、男子２回戦が行われ、第１３シードのＲ・ガスケ（フランス）が世界ランク１４４位のＮ・キルジオス（オーストラリア）に6-3, 7-6 (7-4), 4-6, 5-7, 8-10の逆転で敗れ、３回戦進出とはならなかった。

両者は過去に１度対戦しており、以前対戦した時はガスケが勝利していた。今回の敗戦によりガスケは、１勝１敗とキルジオスに１勝を許した。

この試合、ガスケは試合を通して２７本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時に７６パーセントの確率でポイントを獲得するも、キルジオスに６度のブレークチャンスから４度のブレークを許して、３時間５３分の接戦の末に姿を消した。

世界ランク１４位のガスケは、過去同大会で２００７年に準決勝でＲ・フェデラー（スイス）に敗れるも、ベスト４入りを果たしていた。昨年は３回戦で敗退となっている。

また、ウィンブルドンの前哨戦であるAEGON国際オープン男子では、決勝でＦ・ロペス（スペイン）に敗れるも準優勝を飾った。

一方、ガスケに勝利した世界ランク１４４位のキルジオスは今大会、主催者推薦枠で初の本戦出場。１回戦でＳ・ロバート（フランス）を下しての勝ち上がり。初のウィンブルドン出場で、３回戦進出となった。

キルジオスは３回戦で、同じく主催者推薦枠で出場のＪ・ヴェセリ（チェコ共和国）と対戦する。