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テニスのグランドスラムである全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー）は４日、女子シングルス準々決勝が行われ、第２８シードのＡ・ペトコビッチ（ドイツ）が第１０シードのＳ・エラーニ（イタリア）を6-2, 6-2のストレートで下し、準決勝進出を果たした。

雨のため約３時間ほど遅れて始まったこの試合、ペトコビッチはファーストサービスが入った時５６パーセントの確率でポイントを獲得し、エラーニから７度のブレークに成功し、１時間３分で勝利した。

ペトコビッチはクレーを得意とするエラーニに、第１ゲームブレークを許しゲームカウント０-２としたところから始まったが、その後は６ゲーム連取し２７分で第１セットを先取する。

第２セットはブレーク合戦が行われたが第４ゲームから５ゲーム連取、２度のサービスキープをし勝利した。

両者は３度目の対戦となりペトコビッチはエラーニに２勝１敗と勝ち越し、２０１０年ムチュア・マドリッド・オープン１回戦で初対戦した時以来、４年ぶりの勝利となった。

全仏オープン６度目の出場となるペトコビッチは初の準決勝進出は、グランドスラムを通じて初の事である。

勝利したペトコビッチは準決勝で第４シードのＳ・ハレプ（ルーマニア）と第２７シードのＳ・クズネツォワ（ロシア）の勝者と対戦する。