テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は15日、男子シングルス2回戦が行われ、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が
L・マイェール(アルゼンチン)を6-0, 6-4, 6-4のストレートで下して3回戦進出を決め、試合後にコメントした。
この試合、ジョコビッチは第1セットをゲームカウント6-0で先取するも、第2セットからマイェールの鋭いストロークに苦しむも、1時間47分で勝利をものにした。
試合後、ジョコビッチは「暑さの中で長くプレーしたくないし、出来る限り勝ちたい。第3セットで相手(マイェール)のプレーが良くなったけど、自分のサービスは良かったし、試合をコントロール出来た。」と、コメント。
加えて「チャンスをしっかり活かす事が出来たし、1回戦より良いパフォーマンスだった。」と、ジョコビッチ。
1回戦でジョコビッチは
L・ラコ(スロバキア)に6-3, 7-6 (7-2), 6-1で勝利していた。
また、今大会は40度を超える暑さの中で戦わなければいけない状況となっている。
ジョコビッチは「今日は昼の試合だとわかっていたから、体力的なことだけではなく、メンタル面の準備をした。メンタル的に諦めない事が必要。暑さやコンディションの事を考えないようにした。」と、振り返った。
「こういう特別な暑さの中での試合は初めてではないから、明らかに経験が役立った。」
3回戦でジョコビッチは、第30シードの
D・ツルスノフ(ロシア)を下した
D・イストミン(ウズベキスタン)と対戦する。
ジョコビッチは2008年の全豪オープンでグランドスラム初優勝を飾り、同大会では2011・2012・2013年に3連覇を達成している。そして、今年はオープン化以降史上初の大会4連覇を狙う。
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《全豪オープンテニス2014みどころ》(コメントはWOWOWから抜粋)