男子テニスのATPワールドツアー・ファイナル（イギリス/ロンドン、ハード）は１０日、シングルス準決勝が行われ、第６シードのＲ・フェデラー（スイス）は第１シードのＲ・ナダル（スペイン）に5-7, 3-6のストレートで敗れ、４年連続の決勝進出とはならなかった。
元世界ランク１位のフェデラーはATPワールドツアー・ファイナルと相性が良く、過去６度優勝勝しており、今年は７度目のタイトル獲得を狙っていた。
試合後、フェデラーは「第１セットでブレークポイントがあった時、ポイントを取りにいった。もしかしたら、それはすべき事ではなかったかもしれない。けど、そのような選択をしてしまった。」と、コメント。
「試合を通じて、安定したプレーがなかなか出来なかった。だから、彼（ナダル）は勝利に値すると思う。彼の方が、今日はテニスが良かった。」
「彼の方が試合を有利に運んでいたと思う。彼は僕よりも安定したプレーをみせていた。ミスの少ないプレーだった。彼はいつも同じようなプレーが出来る。一方、僕は必要な時に、いいショットを繰り出す事が出来なかった。フォアハンドもサーブもね。」
これでフェデラーは、今季の戦績を４５勝１７敗で終える事となった。
■関連記事■
《ジョコビッチ、連覇の壁は年間王者ナダル＜ATPワールドツアー・ファイナル＞》
《ナダルが３２度目のフェデラー戦制す、初優勝に王手＜ATPワールドツアー・ファイナル＞》
《フェデラーがデル=ポトロ撃破、５年連続の決勝トーナメントへ＜ATPワールドツアー・ファイナル＞》
《３年ぶりに年間世界１位ナダル「最も素晴らしい事の１つ」＜ATPワールドツアー・ファイナル＞》
《元王者フェデラー「復活している」＜ATPワールドツアー・ファイナル＞》
■関連動画■
《「ベビー・フェデラー」と呼ばれる２２歳ディミトロフが念願の初優勝！ATP男子ツアーマガジン Vol.194》
《フェデラーが不調に陥った原因を明かす！ATP男子ツアーマガジン Vol.193》
《トップ１0入り目指す錦織特集！世界が驚く活躍に迫る！ATP男子ツアーマガジン Vol.192》
《ジョコビッチが史上９人目の偉業を達成！ATP男子ツアーマガジン Vol.190》
（2013年11月11日7時34分）
大坂なおみ撃破の23歳、珍記録で4強 
