男子テニスのATPワールドツアー・ファイナル（イギリス/ロンドン、ハード）は８日、予選ラウンドロビンが行われ、第３シードのＤ・フェレール（スペイン）は第７シードのＳ・ワウリンカ（スイス）に7-6 (7-3), 4-6, 1-6の逆転で敗れた。この結果、フェレールは予選ラウンドロビンで０勝３敗とし、決勝トーナメント進出とはならなかった。
試合後、世界ランク３位のフェレールは「スタン（ワウリンカ）相手に、劣勢から挽回するのはかなり難しかった。なぜなら、試合を通して終始良いサーブを打っていたから。第３セットは彼が更に良いプレーをし始めたと同時に、自分の運動能力が落ちてしまった。」と、話した。
この試合、フェレールはワウリンカに１４本のサービスエースを決められた。さらに自身のサービスゲームでは６度のブレークを許してしまい、２時間１９分でワウリンカに敗れた。
その後のナイトマッチで行われた試合で、Ｒ・ナダル（スペイン）がＴ・ベルディフ（チェコ共和国）を6-4, 1-6, 6-3で下した事により、予選ラウンドロビンのグループＡは、ナダルが３勝０敗で１位、ワウリンカが２勝１敗で２位、ベルディフが１勝２敗で３位、フェレールが０勝３敗で４位が決まり、ナダルとワウリンカが準決勝進出を決めた。
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（翻訳・記事/弓削忠則）
（2013年11月9日13時18分）
岡村恭香 勝利目前からまさかの敗退 
