男子テニスツアーのメルセデス・カップ（スウェーデン/バスタッド、クレー）は１１日、シングルス２回戦が行われ、第１シードのＴ・ハース（ドイツ）がＥ・ガルビス（ラトビア）を6-0, 3-6, 6-4のフルセットで下し準々決勝進出を決めた。ハースは４強入りをかけて、初対戦となる第５シードのＦ・フォニュイーニ（イタリア）と準々決勝で対戦する。
この試合、ハースはガルビスに対して５度のブレークポイントを許すも、１度しかブレークを許さず、逆に３度のブレークを奪いベテランの貫禄を見せた。
世界ランク１００位内で最高齢となる３５歳のハースは、この大会で今季２勝目を目指す。ハースの今季初タイトルは、今年５月の地元ドイツで行われた同じくクレーコートのBMWオープン。その決勝では、同胞Ｐ・コールシュライバー（ドイツ）を下して、悲願の地元大会でのタイトルを獲得していた。
ハースは先週行われたウィンブルドン４回戦で、王者Ｎ・ジョコビッチ（セルビア）に敗れるもベスト１６進出を果たしていた。
準々決勝で顔を合わせるハースとフォニュイーニは今回が初対戦。フォニュイーニはこの日の２回戦でＬ・マイェール（アルゼンチン）を6-1, 6-3の快勝で退けて勝ち上がっている。
錦織圭（日本）が今年の全仏オープン３回戦で対戦相手となった第４シードのＢ・ペール（フランス）もこの日に２回戦を行い、元世界３位の実力者であるＮ・ダビデンコ（ロシア）を6-3, 6-1のストレートで圧倒しベスト８進出を決めている。
当時錦織は、ペールに対して「やりたくない。」と警戒していた。
勝利したペールは、準々決勝でＶ・ハネスク（ルーマニア）と対戦する。そのハネスクはＴ・ベルッチ（ブラジル）を6-1, 6-4で下しての勝ちあがり。
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この日行われた試合結果は以下の通り。
●Ｔ・ベルッチ vs. ○Ｖ・ハネスク, 1-6, 4-6
○Ｂ・ペール(4) vs. ●Ｎ・ダビデンコ, 6-3, 6-1
○Ｔ・ハース(1) vs. ●Ｅ・ガルビス, 6-0, 3-6, 6-4
○Ｆ・フォニュイーニ(5) vs. ●Ｌ・マイェール, 6-1, 6-3
（2013年7月12日14時22分）
清水悠太 2年連続慶應チャレンジャー決勝へ 
