女子テニスツアーのAEGONクラシック（イギリス/バーミンガム、賞金総額２３万５千ドル、芝）は１３日にシングルス３回戦８試合を行い、第１シードのＫ・フリッペンス（ベルギー）が第１６シードのＭ・リバリコワ（スロバキア）に6-7 (5-7), 2-6で敗れる波乱に見舞われた。
ベスト８進出を果たしたリバリコワは、準々決勝でＭ・キーズ（アメリカ）と４強入りをかけて対戦する。そのキーズもこの日シングルス３回戦を行い、第６シードのＭ・バーテル（ドイツ）を6-3, 6-2の快勝で下すシードダウンを演じている。
今大会では相次ぐシード勢の敗退により波乱含みのトーナメントとなっているが、第３シードのＳ・キルスチャ（ルーマニア）は第１３シードのＢ・ヨバノフスキ（セルビア）を6-1, 1-6, 6-1で下し、第５シードのＳ・リシキ（ドイツ）がＭ・ルチッチ=バーロニ（クロアチア）を7-5, 2-6, 6-4のフルセットで押し切っての勝利をものにしてベスト８進出を決めている。
また、第１５シードのＦ・スキアボーネ（イタリア）もＥ・イラコビッチを7-6 (7-3), 6-3のストレートで下しシードを守ってのベスト８進出を決めた。
この日は前日の悪天候の影響から試合を持ち越すこととなっていた、クルム伊達公子（日本）/ Ａ・パーラ=サントンハ（スペイン）組と青山修子（日本）/ Ｍ・モルトン=レヴィ（アメリカ）組のダブルス１回戦も行われ、クルム伊達/パーラ=サントンハ組が勝利を収めた。
今大会シングルスでは、第１１シードの森田あゆみ（日本）、クルム伊達公子、奈良くるみ（日本）が揃って初戦敗退している。
■関連記事■
《待たされた初戦、クルム伊達組が青山組を下す＜AEGONクラシック＞》
《奈良くるみが初戦敗退、シード敗れる波乱＜AEGONクラシック＞》
《芝に苦戦、クルム伊達と森田が初戦敗退＜AEGONクラシック＞》
《シャラポワ敗れる リシキがベスト８進出◇ウィンブルドン2012》
この日行われた試合結果は以下の通り。
○Ｍ・キーズ vs. ●Ｍ・バーテル(6), 6-3, 6-2
○Ｄ・ハンチュコバ（スロバキア） vs. ●Ｋ・ムラデノヴィック（フランス）(12), 3-6, 7-6, 6-4
○Ｓ・キルスチャ(3) vs. ●Ｂ・ヨバノフスキ(13), 6-1, 1-6, 6-1
●Ｍ・サンチェス vs. ○Ｄ・ヴェキッチ（クロアチア）, 6-4, 2-6, 2-6
○Ｆ・スキアボーネ(15) vs. ●Ｍ・イラコビッチ（ニュージーランド）, 7-6, 6-3
●Ｋ・フリッペンス(1) vs. ○Ｍ・リバリコワ(16), 6-7, 2-6
○Ｓ・リシキ(5) vs. ●Ｍ・ルチッチ=バーロニ, 7-5, 2-6, 6-4
●Ａ・クドリャフツェワ（ロシア） vs. ○Ａ・リスケ（アメリカ）, 1-6, 2-6
（2013年6月14日18時38分）
驚異 22戦全勝･42セット連取･V4 
