男子テニスツアーのデルレイビーチ国際テニス選手権（アメリカ/フロリダ州デルレイビーチ、賞金総額４５万５７７５ドル、ハード）は２５日、シングルス１回戦４試合が行なわれ、第３シードのＳ・クエリー（アメリカ）がＭ・ラッセル（アメリカ）との同胞対決に臨んだが、6-2, 2-2とリードしたところで、ラッセルが足の怪我を理由に途中棄権を申し入れたため、クエリーは思わぬ形で２回戦進出となった。
「ここ最近で１番良いパフォーマンスが出来たと思う。この１年で最も積極的だった。セカンドサーブでは、リターンで攻撃してチャンスを掴み、得意のフォアハンドで主導権を握れた。」と語るクエリーは、先週行われたアメリカ国際インドアテニス選手権で２回戦敗退を喫していた。
また、クエリーは「ここ数週間は、ちょっとスランプ気味で機嫌も良くなかったけど、今夜は気持ち良く前向きな姿勢で試合に臨めた。ポジティブな姿勢でいたいし、そうしていると、どんどんプレーも良くなるんだ。」と、コメントした。
今大会に５回目の出場となるクエリーは、２００８年にベスト４入りしたのが最高成績。２回戦でクエリーは、主催者推薦のＪ・ブレイク（アメリカ）と予選を勝ち上がったＥ・ガルビス（ラトビア）の勝者と対戦する。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○Ｓ・クエリー(3) vs. Ｍ・ラッセル, 6-2, 2-2 (途中棄権)
●Ａ・ドルゴポロフ（ウクライナ）(5) vs. ○Ｉ・ドディグ（クロアチア）, 3-6, 3-6
○Ｘ・マリス（ベルギー）(8) vs. ●Ａ・ファリャ（コロンビア）, 6-3, 6-3
○Ｅ・ドンスコイ（ロシア） vs. ●Ｓ・ダルシス（ベルギー）, 7-6 (7-5), 6-3
今大会の優勝賞金は７万８０００ドル。
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(翻訳・記事/弓削忠則)
（2013年2月26日17時21分）
柴原瑛菜「全体的に良い試合」 
