男子テニスツアーのオープン１３（フランス/マルセイユ、賞金総額５９万８５３５ユーロ、インドアハード）は２２日、シングルス準々決勝４試合が行われ、第２シードのＪ・Ｍ・デル=ポトロ（アルゼンチン）は第６シードのＧ・シモン（フランス）に4-6, 3-6のストレートで敗れ、４強入りとはならなかった。
シモンは、今大会のディフェンディングチャンピオンであるデル=ポトロのサービスゲームを２度ブレークすると、ストレートで準決勝進出を果たした。
その他の試合では、第１シードのＴ・ベルディフ（チェコ共和国）が第７シードのＪ・ヤノヴィッツ（ポーランド）を6-3, 6-7 (0-7), 6-3で破り、ベスト４進出を果たした。
ベルディフは準決勝で、予選勝者のＤ・ツルスノフ（ロシア）と対戦する。
この日、ツルスノフはＧ・ミュラー（ルクセンブルグ）に7-6 (9-7), 1-6, 7-5で勝利、タイトルを獲得した２０１１年のユニセフ・オープン以来となる準決勝進出を果たした。
元世界ランク２０位のツルスノフは、現在１１９位までランキングを落としており、今大会も予選を勝ち抜きここまで勝ち上がってきた。
ツルスノフは「今季、ここまでの２大会は予選敗退だったから、こんな結果が出せるとは思っていなかったよ。僕は、あまり先のことは考えないようにしているから、それが良かったのかもしれないね。だた、１試合１試合に専念していくだけなんだ。」と、コメント。
また「世界ランクを２０位まで戻す事は、本当に大変な道のりになるだろうけど、僕にとっては勝利を重ねていく事が大事なんだ。特に、好きなインドアの試合ではね。もっと練習を重ねて、ゲームの質を上げ、体調を維持して、今週のようなプレーをずっと続けられるようにする事が必要なんだ。」とツルスノフは、今後の抱負を語った。
この日行われた試合結果は以下の通り。
●Ｇ・ミュラー vs. ○Ｄ・ツルスノフ, 6-7, 6-1, 5-7
○ＪＷ・ツォンガ（フランス）(3) vs. ●Ｂ・トミック（オーストラリア）, 4-6, 6-3, 7-6
○Ｔ・ベルディフ(1) vs. ●Ｊ・ヤノヴィッツ(7), 6-3, 6-7, 6-3
●Ｊ・Ｍ・デル=ポトロ(2) vs. ○Ｇ・シモン(6), 4-6, 3-6
今大会の優勝賞金は９万５３５０ユーロ。
《ツォンガvsシモン◇大会６日目スケジュール》
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（2013年2月24日1時16分）
東レPPO予選、日本勢は全敗 
