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女子テニスツアーのBNLイタリア国際女子（イタリア/ローマ、賞金総額２１６万６４００ドル、クレー）は２０日、シングルス決勝が行われ、第２シードのＭ・シャラポワ（ロシア）が第８シードのＮ・リー（中国）に4-6, 6-4, 7-6(7-5)の逆転で勝利し、今大会２年連続の優勝を決めた。

第１セットは第１０ゲームでブレークに成功したリーが第１セットを先取する。

第２セットはリーが４ゲーム連取し、ゲームカウント４－０とする。しかし、第５ゲームでシャラポワがブレークバックに成功、その後５ゲームを連取し、セットカウント１－１と追い付く。

第３セットも第１ゲーム、第５ゲームでブレークしたシャラポワがゲームカウント４－１とリードする。しかし、ダブルフォルトなどでリズムを崩したシャラポワの隙を突いたリーがブレークバックに成功し、ゲームカウント４－４と追い付く。

第９ゲームで雨により一時中断となるも、その後は互いにサービスキープを続ける。そして、第１２ゲームでリーがマッチポイントを握るもシャラポワが凌ぎ、タイブレークへ突入する。しかし、またも雨による中断でコートにカバーがかけられる。

小雨が降る中試合は再開され、最後はリーのバックハンドがアウトし、シャラポワの大会２連覇が決まった。

５月２７日から始まる全仏オープンでシャラポワが優勝すると、四大大会全て優勝することになり、生涯グランドスラムが達成される。