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男子テニスツアーのABNアムロ世界テニス・トーナメント（オランダ/ロッテルダム、賞金総額１１５万ユーロ、ハード）は７日、シングルス１回戦５試合が行われ、Ｍ・ロドラ（フランス）がＮ・ダビデンコ（ロシア）に6-3, 7-6 (7-4)のストレートで勝利、２回戦に駒を進めた。

２００８年のチャンピオンであるロドラは、第１セット序盤でこの試合唯一のブレークを奪うと、そのリードを守りきりセットを先取。第２セットではブレークこそなかったものの、タイブレークでダビデンコを振り切った。

試合を通して１２本のサービスエースを決めているロドラは「彼に対しては、良いサーブを決める必要があると考えていました。彼は本当に良いリターナーだからね。」と、勝利の秘訣を明かしていた。

第５シードのＪ・メルツァー（オーストリア）は主催者推薦で出場のＪ・ウタ-ガルング（オランダ）に6-4, 6-4で勝利、順当に２回戦に進出している。メルツァーは２回戦でＭ・チリッチ（クロアチア）と対戦する。この日の１回戦でチリッチは、予選勝者のＭ・ズベレフ（ドイツ）を6-2, 6-4で下している。

この他の試合では、Ｖ・トロイキ（セルビア）がＴ・スクーエルに6-2, 7-6 (7-1)で勝利しているほか、Ｄ・ツルスノフ（ロシア）がＡ・ゴルベフ（カザフスタン）に6-4, 7-5のストレートで勝利している。

今大会の優勝賞金は２７万９５００ユーロ。