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快勝で８強入りしたラファエル・ナダル

画像提供： Getty/AFLO

北京オリンピックのテニス競技（中国/北京、ハード）は大会第４日の１３日、男子シングルス３回戦が行われ、今季の全仏、全英覇者のＲ・ナダル（スペイン）、そして世界ランク１位のＲ・フェデラー（スイス）が揃って勝利し、ベスト８進出を決めた。

今年に入ってグランドスラム２大会を含むツアー７勝をあげて、フェデラーに替わって世界王者に就く事が決定している第２シードのナダルは、Ｉ・アンドレエフ（ロシア）に6-4, 6-2で快勝した。次の試合では、ルー・イェンスン（台湾）を6-2, 6-4で下したＪ・メルツァー（オーストリア）と対戦する。

また、第１シードのフェデラーはＴ・ベルディフ（チェコ共和国）に6-3, 7-6(7-4)で勝利し、アテネ・オリンピック２回戦で敗れた雪辱を果たした。「もちろん大きな大会での敗北は覚えているよ。彼は素晴らしい選手だし、これが今大会最初の試練だと思っていたから、勝てて嬉しい。」と話すフェデラーは準々決勝で、第１０シードのＧ・シモン（フランス）を6-4, 6-2で倒した第８シードのＪ・ブレーク（アメリカ）と対戦する。

その他の試合では、全豪オープンチャンピオンで第３シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）が、第１３シードのＭ・ヨージニ（ロシア）に7-6(7-3), 6-3で、アテネ・オリンピック銅メダリストで第１２シードのＦ・ゴンサレス（チリ）がＯ・ロクス（ベルギー）に6-0, 6-3で、それぞれストレート勝ちした。

そして、ノーシードのフランス勢が２人、ベスト８に勝ち進んでいる。まずＧ・モンフィス（フランス）が第７シードのＤ・ナルバンディアン（アルゼンチン）に6-4, 6-4で、そしてＰ・Ｈ・マチュー（フランス）が第１５シードのＮ・キーファー（ドイツ）に6-3, 7-5で勝利した。
次は、モンフィスがジョコビッチと、マチューがゴンサレスと顔を合わせる。