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女子国別対抗戦のフェドカップはこの週末各地で1回戦が行われ、ワールドグループ昨年優勝のロシアはテルアビブ(イスラエル)でイスラエルと対戦し、初日のシングルス2戦の結果を1勝1敗とした。
第1試合ではS・ペア(イスラエル)がD・サフィーナ(ロシア)に0-6, 6-2, 6-2の逆転勝ちを収め、イスラエルがまずはリードした。第1セットはあっという間に奪われ、第2セットでも0-2と劣勢に回ったペアだが、地元観客の声援をバックに本来のプレーを取り戻すと見事に逆転。第3セットも同じように劣勢からの挽回だった。
「観客のみんなのおかげよ。私がまず勝ったことで、日曜はどっちに振れるかわからないということね。」とペアは興奮気味に語った。
しかし、続く第2試合では今年全豪オープン・チャンピオンのM・シャラポワ(ロシア)がT・オブジラー(イスラエル)を6-0, 6-4で一方的に退けて1勝1敗のタイに。シャラポワはフェドカップのデビュー戦を白星で飾ることができた。
「明日のペアとの試合が楽しみね。」チーム・プレーならではの雰囲気を楽しむ様子のシャラポワだが、試合途中で観客が彼女の「うなり声」を真似始めたときは、ちょっと面食らったようだ。ただ、「気にはしないけどね。だってそれがあるから私はいいボールが打てるんですもの。」と、軽くかわしていた。
2日目の日曜は、ダブルス1試合とリバース・シングルス2試合が行われる。
その他の組み合わせは、A・モレスモ(フランス)やM・バルトリ(フランス)ら主要選手を欠くフランスは中国に0勝2敗、一昨年優勝し昨年準優勝のイタリアはスペインに0勝2敗となっている。L・ダベンポート(アメリカ)の出場で期待が集まっているアメリカ対ドイツは1勝1敗となった。
中国はN・リー(中国)がA・コルネ(フランス)を6-3, 6-1で、続いてS・ポン(中国)がV・ラッツァーノ(フランス)を4-6, 6-3, 6-4で倒した。序盤はリードを許したポンだが、「次第に観客やチームの声援が耳に入るようになった。そしたら段々と逆転できて、とても嬉しかった。」と、地元ファンを味方につけることができた。
スペインはN・ヤゴステラ=ビベス(スペイン)がF・スキアボーネ(イタリア)に7-6 (7-4), 3-6, 6-2で辛勝、その後A・メディーナ=ガリゲス(スペイン)がF・ぺネッタを6-2, 6-3で下した。
地元でドイツを迎え撃ったアメリカは、第1試合ではA・ハークルロード(アメリカ)がT・マレック(ドイツ)を6-1, 6-3で下したが、第2試合ではダベンポートがS・リジキに1-6, 5-7で敗れる不覚をとった。ダベンポートはなかなか調子が上がらず43本ものエラーを犯すという内容だった。
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