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(イギリス、ウィンブルドン)
テニス界の聖地とも言われ、グランドスラム4大会の頂点を極めるウィンブルドンが、今年から賞金を男女平等にすると、同大会を主催するオール・イングランド・クラブが木曜日に発表した。
WTAツアーは、旧来然としたウィンブルドンの考えを変え、男女平等の賞金にしようと、近年活動を続けてきた。そして今回ようやくその意見が受け入れられる流れとなった。WTAツアー代表のラリー・スコット氏は、「女子プロテニス界において、このことは歴史的かつ改革的な瞬間だ。現代社会における男女平等への意味あるステップとなるだろう。ウィンブルドンが先頭に立って、女子テニスがこれまで収めてきた発展を認めたものだ。」と、語った。
昨年のウィンブルドンでは、男子で優勝したR・フェデラー(スイス)は117万ドル、女子のA・モレスモ(フランス)は111万7千ドルと差があった。今回の決定により、他のグランドスラムと同様に、ウィンブルドンも男女賞金が平等になる。USオープンと全豪オープンはここ数年、男女平等の賞金を贈っていた。全仏オープンは昨年初めて優勝者には男女同金額の賞金を支払った。しかしながら、未だにトータルの賞金額は男子の方が上回っているのも現実である。
長年女子テニスの地位向上に努め、テニス殿堂入りしたビリー・ジーン・キングは、「ウィンブルドンはスポーツ界全体としてもビッグイベントであり、その男女賞金が等しくなることは、テニスと言うスポーツに、大会に、そして世界に対しての標準を示すものだ。」と力強く語っていた。
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