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（フランス、ストラスブール）

全仏オープンへ向けての最後の大会となるストラスブール国際（賞金総額１７万５千ドル、ティア３、クレー）は、初日の月曜日、雨のため殆どの試合が消化できなかった。

日本人対決となった１回戦の浅越　しのぶ（日本）対中村　藍子（日本）の試合は、浅越が5-0とリードしたところで試合が中断し、その後に予定されていたＮ・リー（中国）とＥ・ビュチコワ（ロシア）の試合は開始前に雨が降り出してしまった。

それ以前に行われた試合で、Ｍ・ドマホウスカ（ポーランド）がＪ・クレイバス（アメリカ）を7-6(7-0), 6-2で下している。ドマホウスカは、昨年の決勝でＡ・メディーナ=ガリゲス（スペイン）に敗れているが今回は優勝を狙っている。昨年覇者のメディーナ=ガリゲスは火曜日に予定されている１回戦でＡ・フレイジャー（アメリカ）と対戦する。

今大会トップシードのＰ・シュニーダー（スイス）は１回戦が免除されて２回戦からの登場で、Ｍ・ミュラー（ドイツ）とＲ・ビンチ（イタリア）の勝者と顔を合わせる。また第２シードのＮ・バイディソバ（チェコ共和国）は、これまでクレーではまだ１試合しか勝利を上げておらず全仏を前に不安が残る。２回戦から試合となるバイディソバの初戦の相手は、Ｌ・レイモンド（アメリカ）とＴ・バシンスキーの勝者。