女子テニスのムバダラ DC オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、WTA500)は日本時間4日(現地3日)、シングルス決勝が行われ、世界ランク28位のA・イーラ(フィリピン)が第1シードのJ・ペグラ(アメリカ)を4-6, 6-4, 6-0の逆転で下し、ツアー初優勝を達成。フィリピン人選手として男女を通じてシングルスで初となるツアータイトル獲得の快挙を成し遂げた。
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21歳のイーラは初出場となった今大会、1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク123位のジェン・チンウェン(中国)、2回戦で前年女王で第7シードのL・フェルナンデス(カナダ)、準々決勝で第2シードのE・スビトリナ(ウクライナ)、準決勝で第3シードの大坂なおみといった強豪を次々と撃破し、決勝へ駒を進めた。
32歳で世界ランク3位のペグラとの顔合わせとなった決勝は現地2日に行われる予定だったが、降雨の影響でペグラが6-4, 2-1とリードした時点で中断。翌日に再開される異例の展開となった。
再開後は両者キープを重ねたが、イーラが第2セット終盤の第10ゲームでブレークに成功し、1セットオールに追いつく。
勢いに乗ったイーラはファイナルセットでペグラを圧倒。全てのリターンゲームでブレークを奪って6ゲームを連取し、逆転勝ちでツアー初優勝を飾るとともに、フィリピン人選手として男女を通じてシングルス初のツアー制覇という歴史的快挙を成し遂げた。
表彰式でイーラは喜びを次のように語った。
「大会の始まる前は、自分がこのトロフィーを掲げているなんて想像もしていなかった。こういう瞬間は少しずつ積み重なって訪れるものだと思うし、私にとって本当に大切な瞬間」
「ドローは本当に厳しかった。大会前からレベルの高い選手ばかりで、タフな組み合わせだと分かっていた。毎試合、それぞれ違った壁があった。それを乗り越えられたことを本当に誇りに思う」
一方、敗れたペグラは自身12度目のツアー制覇とはならなかった。
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