激闘制した伊 54年ぶり3連覇王手

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コボッリ
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男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ファイナルズ(イタリア/ボローニャ、ハード)は日本時間22日(現地21日)、準決勝が行われ、イタリアがベルギーを2勝0敗で破り3年連続で決勝進出を果たすとともに、54年ぶりとなる大会3連覇に王手をかけた。

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同大会は8ヵ国(イタリア、オーストリア、フランス、ベルギー、スペイン、チェコ、アルゼンチン、ドイツ)が世界一の座をトーナメント形式で争う。試合はシングルス2試合とダブルス1試合で争われ、先に2勝した方が勝利となる。

昨年大会ではイタリアがオランダを2勝0敗で破り、2連覇を達成した。

この日行われた準決勝、シングルス第1試合には世界ランク56位のM・ベレッティーニ(イタリア)と同86位のR・コリニョン(ベルギー)が登場。ベレッティーニが6-3, 6-4のストレートで快勝しイタリアが勝利に王手をかける。

続くシングルス第2試合では、世界ランク22位のF・コボッリ(イタリア)が同43位のZ・ベルグス(ベルギー)と対戦。第1セットを3-6で落としたコボッリだったが、両者キープを重ね突入したタイブレークを制し1セットオールに追いつく。

迎えたファイナルセットでも互いに譲らない展開が続き、再びタイブレークに突入。ここでコボッリは7度あった相手のマッチポイントを凌ぎ、大逆転で勝利をもぎ取った。この勝利でイタリアの決勝進出が決まり、コボッリは歓喜のあまりウエアを破って雄叫びを上げた。

2勝し決勝へ駒を進めたイタリアは、1971年のアメリカ以来となる54年ぶりの大会3連覇に王手をかけた。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにコボッリのコメントを掲載している。

「僕たちは国のため、この勝利のために戦った。最後に夢が叶ったと実感している。僕たちは決勝に進んだ。人生で最高の日の1つだよ」

なお、イタリアは決勝でドイツとスペインの勝利国と対戦する。


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(2025年11月22日10時11分)
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