男子テニスのノルデア・オープン(スウェーデン/バスタッド、レッドクレー、ATP250)は18日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)が第7シードのD・ジュムホール(ボスニア)を6-0, 3-6, 6-3のフルセットの熱戦の末に破り2年ぶり3度目のベスト4進出を果たすとともに、今季コレーコートでは世界ランク2位のC・アルカラス(スペイン)に次ぐ勝利数を記録した。
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26歳で世界ランク20位のセルンドロが同大会に出場するのは2年ぶり4度目。2022年には優勝を飾っている。
今大会は初戦となった2回戦で世界ランク75位のM・ナヴォーネ(アルゼンチン)を6-3, 6-3のストレートで下し準々決勝へ駒を進めた。
33歳で世界ランク70位のジュムホールとの顔合わせとなった準々決勝、3度のブレークを奪い一気に6ゲームを連取したセルンドロが第1セットを先取するが、第2セットでは2度のブレークを果たすも自身は3度のブレークを許してセットカウントは1-1となる。
迎えたファイナルセットでは両者キープが続くも、セルンドロは第8ゲームでブレークに成功。直後のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでものにし1時間46分で勝利を収めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはセルンドロのコメントが掲載されている。
「トップシードのプレッシャーはポジティブに捉えているんだ。シードをもらえるのは、それだけいい結果を出しているから。プレッシャーではなく、称賛と受け止めている」
「第1セットをすごくいい形で入った後に、彼(ジュムホール)も良くなってきて、たぶん僕は少し気が緩んだんだ。そこからは本当に難しかったけど、すごくタフな勝利だったから嬉しいよ」
また、この勝利によりセルンドロは今季コレーコートでの成績を21勝9敗とし、これはアルカラスに次ぐ勝利数となった。
【今季のクレーコートでの勝敗 上位4選手】
アルカラス:22勝1敗
セルンドロ:21勝9敗
L・ムセッティ(イタリア):19勝4敗
A・ズベレフ(ドイツ):18勝7敗
準決勝でセルンドロは第6シードのL・ダルデリ(イタリア)と対戦する。ダルデリは準々決勝で第4シードのS・バエス(アルゼンチン)を下しての勝ち上がり。
※表記していた情報に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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