男子テニスのレクサス・イーストボーン・オープン(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)は26日、シングルス2回戦が行われ、第1シードのT・フリッツ(アメリカ)が世界ランク57位のJ・フォンセカ(ブラジル)を6-3, 6-7 (5-7), 7-5の激闘の末にフルセットで破り、ベスト8進出を果たした。
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27歳で世界ランク5位のフリッツは2019年、2022年、2024年に同大会を制しており、これは大会最多優勝記録となっている。
今大会は上位4シードが1回戦免除のため、フリッツはこれが初戦となった。
一方、期待の若手として大いに注目を集めている18歳のフォンセカは1回戦で世界ランク50位のZ・ベルグス(ベルギー)を逆転で下しての勝ち上がり。
両者初の顔合わせとなった2回戦の第1セット、フリッツは第2ゲームでブレークに成功し、自身のサービスゲームは安定してキープ。試合の主導権を握って先行する。しかし、第2セットでは両者ともにブレークを許さずタイブレークに突入。フリッツはこれをものにできず、セットカウントは1-1となる。
第2セット終了後、日没による暗闇のため試合は一時中断となり、翌日に順延された。再開されたファイナルセットでは、フリッツが早々にブレークを奪って優位に立ち、5-3とサービング・フォー・ザ・マッチを迎えるも、粘り強いプレーを見せたフォンセカにブレークバックを許す。一時は流れを渡しかけたが、フリッツは風の強い難しいコンディションの中で冷静さを保ち、第12ゲームでこのセット2度目のブレークを果たし勝利を収めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはフリッツのコメントが掲載されている。
「とても満足している。昨夜の試合のレベルには満足していたから、あのまま終えられなかったのは残念だったけどね。今日のプレーでは芝での自分の実力を判断するのが難しかった。かなりの粘り合いになったから」
「僕のキャリアのタイトルの半分近くが芝コートでのもの。芝のシーズンは短いことを考えると、それは結構すごいことだと思う。芝では自信があるし、風がなければサービスゲームをしっかりキープできる自信もある」
勝利したフリッツは準々決勝で世界ランク46位のM・ギロン(アメリカ)と対戦する。ギロンは2回戦で同51位のJ・ファーンリー(イギリス)を下しての勝ち上がり。
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