逆転勝ちでマッチ10連勝 3度目の4強

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キーズ
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テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は22日、女子シングルスの準々決勝が行われ、第19シードのM・キーズ(アメリカ)が第28シードのE・スビトリナ(ウクライナ)を3-6, 6-3, 6-4の逆転で下し、3年ぶり3度目のベスト4進出を果たすとともに、マッチ10連勝を記録した。

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世界ランク14位で29歳のキーズは同大会に過去10度出場しており、最高成績は2015年と2022年に記録したベスト4。

そのキーズは今月行われたアデレード国際(オーストラリア/アデレード、ハード、WTA500)で自身9度目のタイトルを獲得すると、好調を維持したまま今大会を迎え、順当に勝ち上がりを決めると4回戦で第6シードのE・ルバキナ(カザフスタン)をフルセットで下して準々決勝へと駒を進めた。

一方、30歳のスビトリナが同大会に出場するのは2年連続12度目。最高成績は2018年と2019年のベスト8。今大会は1回戦で世界ランク71位のS・チルステア(ルーマニア)、2回戦で同83位のC・ドールハイド(アメリカ)、3回戦で第4シードのJ・パオリーニ(イタリア)、4回戦で同75位のV・クデルメトバを下しての勝ち上がり。

両者は過去に5度対戦しており、キーズから3勝2敗。

3年ぶりの対決となった準々決勝の第1セット、キーズは15本のアンフォーストエラーを犯し、第8ゲームでブレークを許して先行される。

それでも第2セットでキーズは第6ゲームでフォアハンドのウィナーを決めてブレークに成功。さらにこのセットだけで12度中10度のネットプレーでのポイント獲得を成功させるなど主導権を握り、このセットを取り返す。

そしてファイナルセット、キーズはスビトリナの6本に対し17本のウィナーを決め、第5ゲームでブレークに成功。そのままリードを守りきって勝利を収め、準決勝進出を決めた。

勝利したキーズは準決勝で第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。シフィオンテクは準々決勝で第8シードのE・ナバロ(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。

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