日本テニスの頂点を争う大会、三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権 99th(東京/有明、ハード)は11日、女子ダブルス決勝が行われ、林恵里奈(セーレン)/森崎可南子(橋本総業ホールディングス)組が第2シードの今村咲(EMシステムズ)/ 阿部宏美(EMシステムズ)組を5-7, 6-2, [10-8]の逆転で破り、優勝を果たした。
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全日本テニス選手権 99thは予選が2日から4日まで行われ、本戦が4日に開幕。大会最終日は13日を予定しており、東京の有明テニスの森公園で行われている。
本戦8日目の11日は女子ダブルス決勝が開催。ノーシードから勝ち上がった林/ 森崎ペアが第2シードの今村/ 阿部ペアをファイナルセットの10ポイントマッチタイブレークまでもつれる接戦の末に破り、優勝を飾った。
林と森崎は今大会、1回戦で第4シードの奥脇莉音(橋本総業)/ 永田杏里(島津製作所)組、準々決勝で山﨑郁美(島津製作所)/ 清水映里(東通産業)組、準決勝で第1シードの佐藤南帆(三田興産)/ 小堀桃子(橋本総業ホールディングス)組を下し決勝に進出。最後もシード勢を破る快進撃でタイトルを手にした。
優勝後の会見で林は「1回戦からギリギリな試合を勝ち抜いてきたんですが、その苦しみを次に繋げられたことが今回の優勝に繋がったと思います。試合を重ねるごとにお互い良くなっていってこういう結果で終えることができてうれしく思います」とコメント。
一方の森崎は「私たちらしく1試合1試合できたことが良かったことと、コート内、そしてコート外でも一緒に楽しい時間を過ごせたことが勝利の要因かなと思います」と語り、タイトル獲得を喜んだ。
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