連覇狙う小田凱人が決勝へ「見て欲しい」

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決勝進出を果たした小田
画像提供:tennis365.net

男子テニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024(日本/東京、ハード)は28日、車いすテニス部門のシングルス準決勝が行われ、昨年王者で第1シードの小田凱人が第3シードの眞田卓を6-2, 6-1のストレートで破り、決勝進出を果たした。

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2019年から始まったジャパン・オープンの車いすテニス部門。18歳の小田は昨年大会の決勝で眞田を下し初優勝を飾った。

今季は全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でタイトルを獲得したほか、今月行われたパリパラリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)では、シングルス史上最年少で金メダルに輝き、ダブルスでも銀メダルを獲得した。

1回戦で第6シードのフェン・シャオミン(中国)を6-0, 6-0で破っていた小田はこの日も好調を維持。多くの観客で埋まった有明コロシアムで圧倒的な強さを見せつけた。

オンコートインタビューで小田は「最初の方ちょっとうまくいかない時間があって、ボレーが入らなかったり。でも自分のプレーを続けてボレーが入るようになってアグレッシブになっていったんで、良い試合になりました」とコメント。

決勝では第2シードのG・フェルナンデス(アルゼンチン)と対戦する。

両者はパリパラリンピックの準決勝で対戦し、そのときは小田が勝利をおさめた。約1ヵ月ぶりの再戦となるなか、小田は「彼は本当にパワフルで、パラリンピックの準決勝で対戦して、僕が勝って彼が銅メダルでした。もっと激しい試合になると思うので、たくさんの人に見て欲しいです」と観客に語りかけた。

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