世界4位ルバキナ 腹痛で途中棄権

ゲッティイメージズ
準々決勝を途中棄権したルバキナ
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのエコトランス レディース オープン(ドイツ/ベルリン、芝、WTA500)は21日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードのE・ルバキナ(カザフスタン)は世界ランク19位のV・アザレンカと対戦したが第1セット、ゲームカウント1-3の時点で棄権を表明した。

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世界ランク4位で25歳のルバキナは1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTA500)、2月のムバダラ・アブダビ・オープン(アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード、WTA500)、4月のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、室内クレー、WTA500)で優勝し既に3勝を挙げている。

直近では今月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に出場し2021年以来3年ぶり2度目のベスト8進出を果たした。

そのルバキナにとってエコトランス レディース オープンが今シーズンの芝大会初戦に。今大会では初戦となる2回戦で世界ランク35位のV・クデルメトバを6-4, 7-5のストレートで下し初戦を突破した。

そして2回戦の第1セット、ルバキナは第3ゲームで0-40とされると2度目のブレークポイントをアザレンカにものにされブレークを許す。直後の第4ゲームではブレークバックのチャンスを1度掴むも活かせず、ゲームカウント1-3とされる。

そして第4ゲーム、15-0の場面からフォルトを連発したルバキナは体調がよくない様子を見せ一旦ベンチに戻る。その後プレーは続行できず棄権を表明。女子テニス協会のWTAはX(旧ツイッター)で腹痛であったと伝えており、来月1日に開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)出場に不安を残すこととなった。

なお、勝ち上がりを決めたアザレンカは2021年以来3年ぶり2度目の4強。準決勝では第2シードのA・サバレンカと世界ランク24位のA・カリンスカヤのどちらかと対戦する。


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(2024年6月21日22時03分)
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