男子テニスで世界ランク１位のＮ・ジョコビッチ（セルビア）は２９日に自身のインスタグラムを更新し、クレー大会に向けてトレーニングしている様子を公開した。

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３６歳のジョコビッチは今季、１月の全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）に昨年王者として出場。同大会でのマッチ連勝記録を３３に伸ばし４強入りするも、準決勝でＪ・シナー（イタリア）に敗れた。

その後、前週のBNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000）に今季２大会目として出場したものの、ラッキールーザーとして出場したＬ・ナルディ（イタリア）に4-6, 6-3, 3-6のフルセットで敗れ３回戦敗退。

さらに２週連続で出場を予定していたマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000）は欠場。「キャリアの今の段階では、私生活と仕事のスケジュールを両立させています。世界の中でも最高で最も情熱的なファンを体験できないのが残念です。将来マイアミで戦うことを楽しみにしています！」とSNSでつづっていた。

そして今回、ジョコビッチはSNSを更新しクレーコートでトレーニングに励んでいる様子を公開。出場を予定している４月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ（モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000）とムチュア・マドリッド・オープン（スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000）に向けて準備を進めている。

なお、ジョコビッチは今月２７日に元世界ランク２位のＧ・イバニセビッチ（クロアチア）氏とのコーチ契約を解消。２０１９年のウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）から連れ添った恩師との別れを決断している。

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