完敗の西岡良仁「苦しい試合」

ゲッティイメージズ
西岡良仁(全豪OP)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのミフェル・テニス・オープン by テルセル・オッポ(メキシコ/ロスカボス、ハード、ATP250)は21日にシングルス2回戦が行われ、世界ランク84位の西岡良仁は第1シードのA・ズベレフ(ドイツ)に3-6,0-6のストレートで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。試合後に自身のSNSを更新した西岡は「中々に苦しい試合でした」とコメントした。

>>西岡 良仁、ズベレフらミフェル・テニスOP組合せ<<

28歳の西岡が同大会に出場するのは2018年以来6年ぶり2度目。2018年大会ではベスト8に進出した。

今大会、西岡は1回戦で予選勝者で同69位のF・コボリ(イタリア)に6-1, 6-0のストレートで圧勝し初戦突破を決めた。

一方、同6位のズベレフは1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で4強入りして以来の公式戦出場。今大会は上位4シードが1回戦免除のため、ズベレフは2回戦が初戦となる。

迎えた2回戦、西岡はズベレフに10本のサービスエースを決められるなどリターンゲームで苦戦しブレークを一度も果たせず、サービスゲームでもズベレフにリターンから主導権を握られポイント獲得率が45パーセントに留まると5度のブレークを許し、試合時間1時間で力尽きた。

試合後に自身のXを更新した西岡はボールやサーフェスにも苦しめられたと明かした。

「中々に苦しい試合でした。飛ばないボールに遅いサーフェスでは相当劣勢になるので戦い方が難しいです。今日はフルスイングしてもサービスラインにしかボールがいかずずっと構えられて支配されてました。切り替えてアカプルコの予選に向かいます。やっと晩御飯食べ終わって明日4時に起きて移動です」

西岡は今後、2月24日に開幕するアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)の予選に出場する。

一方、勝利したズベレフは、準々決勝で同103位のT・コキナキス(オーストラリア)と対戦する。コキナキスは2回戦で同42位のD・エヴァンス(イギリス)を下しての勝ち上がり。

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