元全米女王「今年は別人」

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ビアンカ・アンドレースク
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女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は26日、シングルス3回戦が行われ、世界ランク31位のB・アンドレースク(カナダ)が世界ランク164位のS・ケニン(アメリカ)を6-4, 6-4のストレートで破り、同大会で準優勝をおさめた2021年以来2年ぶりのベスト16進出を果たした。

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1回戦でE・ラドゥカヌ(イギリス)を6-3, 3-6, 6-2、2回戦で第7シードのM・サッカリ(ギリシャ)を5-7, 6-3, 6-4の逆転で破り、3回戦へ駒を進めた22歳のアンドレースク。一方、元世界ランク4位のケニンは1回戦で同200位のS・ハンター(オーストラリア)を6-0, 7-6 (7-5)、2回戦で第28シードのA・カリーニナ(ウクライナ)を6-3, 6-4のストレートで下し、大会初の3回戦進出を決めた。

第1セット、ファーストサービスが入った時に80パーセントの確率でポイントを獲得したアンドレースクは1度のブレークに成功する。リターンゲームでは1度もブレークを許さず、39分で先行する。

続く第2セット、アンドレースクは第2ゲームから4ゲーム連取に成功。その後、第6ゲームから2ゲーム連取を許したものの、そのままリードを守り切って、1時間33分で勝利した。

女子テニス協会のWTAは公式サイトでアンドレースクのコメントを紹介している。

「2021年にここでプレーしたときは、楽しめなかった。決勝戦に出場する資格があるとは感じていなかった。しかし、今年はまったく別人のように感じていて、間違いなく今ここにいるに値すると感じている」

また今日の勝利について「彼女(ケニン)はとてもフラットなボールを打つし、調子が良ければ非常に強い。彼女のサーブはとてもよかったが、私も同様にサーブはよかったと思う。今日は重要な場面での私のサーブといくつかのリターンが、私を勝利に導いた」と語った。

勝利したアンドレースクは4回戦で第18シードのE・アレクサンドロワと対戦する。アレクサンドロワは3回戦で第9シードのB・ベンチッチ(スイス)を7-6 (10-8), 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第16シードのB・クレチコバ(チェコ)、第17シードのKa・プリスコバ(チェコ)らがベスト16進出を決めた一方で、第4シードのO・ジャバー(チュニジア)、第11シードのV・クデルメトバらは敗れ姿を消した。




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(2023年3月27日18時01分)
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