西岡破り初戦突破「タフ」

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(左から)キツマノビッチと西岡良仁
画像提供:tennis365.net

男子テニスの楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022(日本 /東京、ハード、ATP500)は5日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク33位のM・キツマノビッチ(セルビア)が同41位の西岡良仁を2-6,7-6 (7-1),6-2の逆転で破り、初戦突破を果たした。

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新型コロナウイルスの感染拡大の影響で3年ぶりの開催となった同大会。キツマノビッチは前回大会である2019年大会に出場したが、D・シャポバロフ(カナダ)にストレートで敗れ、初戦敗退となっていた。

この試合の第1セット、第2ゲームで先にブレークに成功したキツマノビッチ。しかし、直後の第3ゲームから西岡に6ゲームを連取され、先行を許す。

第2セットでは第6ゲームでブレークに成功。第9ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎えるも、ここでブレークを奪われタイブレークに突入する。それでも4度のミニブレークに成功したキツマノビッチが1セットオールとする。

迎えたファイナルセット、キツマノビッチは序盤で4ゲームを連取。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲームで3度目のマッチポイントをものにし、2時間10分の激闘を制した。

勝利したキツマノビッチはオンコートインタビューで「タフな試合だったことは間違いない。見に来てくれて本当にありがとう。明日も良ければ応援お願いします。皆さんの前でプレーできて本当にうれしい。(日本語で)ありがとう、東京」と答えた。

勝利したキツマノビッチは2回戦で、第8シードで世界ランク25位のD・エヴァンス(イギリス)と対戦する。エヴァンスは1回戦で世界ランク86位のR・アルボット(モルドバ)に6-7(3-7), 6-1, 6-4の逆転勝ちで初戦を突破している。

また、西岡は同日、内田海智とのペアでダブルスにも出場予定。1回戦で第1シードのN・キリオス(オーストラリア)/ T・コキナキス(オーストラリア)組と対戦する。

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(2022年10月5日16時04分)
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