女子テニスで世界ランク3位の大坂なおみや同38位のK・ムラデノビッチ(フランス)らのコーチを務めた経験のあるサーシャ・バイン氏が、19歳で同22位のD・ヤストレンスカ(ウクライナ)と戦っていくことが決まった。
ヤストレンスカは21日に自身のSNSで「すごくうれしい。とても興味深く、私たちのコラボレーションがスタートすることにとてもワクワクしている」と綴り、バイン氏をコーチへ迎え入れることを発表した。
「彼(バイン氏)は私の情熱を達成する手助けをしてくれるという自信がある。オフシーズンの練習を共に始めることにかなりの興奮がある。全てのことがうまくいくという自信もある」
ヤストレンスカは2019年に飛躍した1人で、トヨタ・タイオープン(タイ/ホアヒン、ハード、WTAインターナショナル)で優勝、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では四大大会初のベスト16進出を果たした。また、Ka・プリスコバ(チェコ)、J・コンタ(イギリス)、C・ウォズニアッキ(デンマーク)、G・ムグルサ(スペイン)、A・サバレンカ(ベラルーシ)らに勝利する活躍を見せた。
そしてWTAエリート・トロフィー(中国/珠海、ハード)でシーズンを終えると、これまでタッグを組んでいたオリバー・ジュノム氏とのコーチ関係に終止符を打っていた。
かつてS・ウィリアムズ(アメリカ)やV・アザレンカ(ベラルーシ)のヒッティング・パートナーを務めていたバイン氏は、2018年に大坂の活躍を導いた功績を称えられ、その年のWTAコーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞。しかし、大坂の全豪オープン優勝(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)直後に2人のコーチ関係は終了した。
それからバイン氏はムラデノビッチのコーチとして帯同し、手助けをしていた。
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