錦織 逆転負けで初戦敗退

男子テニスのアビエルト・ メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)は27日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク26位の錦織圭は同45位のD・シャポバロフ(カナダ)に7-6 (7-3), 3-6, 1-6の逆転で敗れ、初戦敗退となった。

>>アカプルコ対戦表<<

この試合、錦織は第1セットの第1ゲームですぐさまブレークチャンスを掴んだもののチャンスをものにできず、第4ゲームではブレークポイントを握られたがサービスキープに成功。その後も両者サービスキープが続きタイブレークとなり、錦織がポイントを重ねて第1セットを先取した。

第2セット、錦織は第1ゲームでサービスゲームを失うが、第4ゲームでブレークバックに成功。しかし、18歳のシャポバロフに第5ゲームで再びブレークを許す。第8ゲームでブレークチャンスを掴んだもののサービスキープされ、続く第9ゲームでこのセット3度目のブレークを許し、セットカウント1-1に。

ファイナルセット、錦織は序盤から3ゲーム連取される。第6ゲームでもブレークされると、その後も試合の主導権を戻すことができず、逆転で敗れた。

28歳の錦織は今年1月のニューポート・ビーチ・チャレンジャー(アメリカ/ニューポート ビーチ、ハード、ATPチャレンジャー)で右手首のけがから復帰、2月のRBCテニスチャンピオンシップス・ オブ・ダラス(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATPチャレンジャー)で復帰後初優勝。ツアー復帰戦となったニューヨーク・オープン(アメリカ/ニューヨーク、室内ハード、ATP250)は準決勝で惜しくも敗れた。

元世界ランク4位の錦織は2015年のアビエルト・ メキシコ・テルセルで決勝へ進出していた。

今大会、第2シードはA・ズベレフ(ドイツ)、第3シードはティーム、第4シードはJ・ソック(アメリカ)、第5シードはK・アンダーソン(南アフリカ)、第6シードはJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)、第7シードは昨年覇者のS・クエリー(アメリカ)、第8シードはJ・イズナー(アメリカ)。第1シードのR・ナダル(スペイン)は左足に痛みを感じたため棄権し、ダニエル太郎が出場する。

勝利したシャポバロフは2回戦で、第3シードのD・ティーム(オーストリア)と予選勝者のC・ノリー(イギリス)のどちらかと対戦する。






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(2018年2月28日9時33分)
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