第15シード 観客に挑発的態度

男子テニスツアーの上海マスターズ（中国/上海、ハード、賞金総額約652万ドル/優勝賞金約80万ドル）は７日、シングルス１回戦が行われ、第１５シードのＦ・フォニュイーニ（イタリア）が主催者推薦枠で出場のＣ・ワン（中国）に6-7 (5-7), 4-6で敗れ、観客に対して変なジェスチャーを出したという。

世界ランク１７位で、プロに転向して１０年目のフォニュイーニは、ATPツアーデビューしたばかりで、同ランク５５３位のワングに敗れた。

ワングに敗れた後、フォニュイーニはワングとすれ違った時に少し押しのけて、また会場を出る際にも観客に向けて中指を立てた。

フォニュイーニは気性が荒いことで知られていて、８月のシンシナティでの準々決勝以降６試合のうち、５試合敗れている。

ワングは２回戦で、予選勝者のＭ・ジャジーリ（チュニジア）と対戦する。

他の試合では、Ｍ・ユーズニー（ロシア）が第１２シードのＥ・ガルビス（ラトビア）を6-4, 6-1のストレートで下し、Ｆ・ロペス（スペイン）は6-7 (12-14), 6-3, 6-4のフルセットでＴ・コッキナス（オーストラリア）を下し、２回戦で第２シードのＲ・ナダル（スペイン）と対戦することとなった。